娘は小1の6月から公文式の教室に通い始めました。
それまで公文の市販ドリルはさせたことがありませんでした。
最近は市販ドリルもやったり、下の長男に公文の幼児用ドリルなどやらせています。
どちらもメリットデメリットがありますが、教室のプリントと何が違うのか、まとめたいと思います。
公文式教室のプリントと市販ドリルの違い
公文式教室のプリントと、公文が販売している市販のドリル。
ハッキリ言って、違いはなんにもありません!
紙質とか紙の大きさとか、細かい違いはあります。
けど、全体の難易度、問題ごとの難易度の上がり方、問題の傾向など、ほとんど一緒。
どちらもスモールステップで、シンプルな問題ばかり。
教材に違いはないです。
公文が作っているものだし、どちらかが優れている、なんてことはないのですよね。
じゃないと市販ドリルは公文が手を抜いて作っていることになってしまいます(^_^;)
プリントと市販ドリルの違いはないけれど、そのほかの違いは明確にあります。
それは演習量と強制力。
公文式のプリントは教室で5枚やって、それを宿題でまた繰り返し解きます。
公文の教室は週2回で、それ以外の日は宿題があるので、宿題が5日分。
宿題で先に進むことはないので、少なくとも2回、3回は復習として同じプリントを解きます。
そのプリントが楽々出来ないようだったらまた教室の日に同じプリントをやる。
おなじくその後の宿題でもやる。
娘は新しい単元に進んだ時、10回以上は同じプリントを解いている気がします。
市販ドリルを10回も解きなおすことってないですよね。
我が家では1回で終わり、となることが多い。
でも、1回だとちゃんと定着できないうちに先に進むことになり、どんどん分からなく、難しくなってしまう。
市販ドリルでも難しそうだな、と感じたら、すぐに進むのを止めて、同じワークをもう1冊買ったり、コピーして使うことで教室と同じように勉強することができると思います。
もう1つの違いは強制力。
親が言うことを、いつも素直に聞いてくれる子なら問題ないのでしょうけど…
うちはダメです。
でも、第三者である公文の教室の先生の言うことなら聞く。
宿題の提出も公文の先生に出すからちゃんとやる。
勉強が難しくなってくると、公文のプリント5枚が結構きつくなります。
30分以上かかる。
親が言うだけなら5枚もやるのは無理だったと思います。
親が教えると感情的になってしまうこともあるので、親以外に先生がいるということはすごく良いことなんだなぁと最近は感じるようになりました。
そういえばもう1つ違いがありました。
公文式の教室のプリントの1回分の量と、市販ドリルの1回分の量は、確実に教室のほうが多い気がします。
市販ドリル2回分ぐらいで教室のプリントと同じ量かな。
家庭学習の習慣をつける、というのなら市販ドリルでも十分ですが、もう少し長い時間勉強してほしいという場合には教室のプリントのほうが向いていると思います。
あ!あともう一つ。
公文式の教室の算数では、計算しかやりません。
図形や単位、速さ、距離などはまったくなし。
国語は市販のドリルとほとんど同じだけど、算数はやらない単元が多いです。
もしそうゆう単元の苦手をつぶす、という目的なら市販ドリルを選んでくださいね。
公文の図形や単位の問題集も繰り返し解けるようにできていて、娘の苦手意識もなくなってきました。
公文の市販ドリルには理科社会もあるので、こちらも基礎問題の定着に良さそうです。
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まとめ
公文式教室のプリントと、市販ドリルの違いについて私が感じたことをまとめました。
もちろん価格は圧倒的に市販ドリルのほうが安いです。
1冊800円で買えるので、家でコツコツ、繰り返し解くことができるなら市販ドリルがおすすめ。
親が言ってもやらないとか、勉強する時間を長くしたい、計算スピードを上げたい、という場合は教室のプリントがおすすめです。
▼中学受験を目指す家庭のブログがたくさん。
参考にしています。
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