「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方
という本を読みました。
感想や気付き、覚えておきたいことなど書いておきます。
「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方の感想
著者の佐藤亮子さんは、東大に3男1女、4人のお子さんを合格させたことでとても有名になった方です。
ここまでやるのか!?ということもありますが、それだけお子さんに愛情をかけているのはすごくよく分かります。
内容は生活編と勉強編に分かれていて、勉強編のほうが長め。
勉強編では幼少教育から大学受験までカバーされていて、おすすめの参考書や科目別勉強法なども書いてありました。
まだまだ先のことなので後半はさらっと流しちゃいましたが。
中学受験のおすすめ参考書や問題集も知りたかったな。
佐藤ママの本は他にも読んでいるので、知っているエピソードなどもありましたが、気づいたこと、覚えておきたいこと、佐藤ママに反対したいことなど、色々書いておきます。
学校の準備はすべてお母さんの仕事
学校の支度や持ち物などはすべて母である佐藤さんが準備していたそうです。
それはちょっとやりすぎなんじゃ…と私は思います。
お手伝いはさせなくていい。その分少しでも多く勉強をしたほうがいい。
片付けはお母さんの仕事。
とも書いてありました。
たしかに、大人になれば料理や片付けだって、できるようになることが多い。
実際私も小学生から結婚して家を出るまで家の手伝いなんて何にもやりませんでした(^_^;)
でも、勉強ばかりじゃなくて、日常生活を一人で送れるようにしておくのも大事だと思うんです。
母親だっていつ何が起こるか分からないんだし。
子どもたちにはあまりガミガミ言いすぎないよう、それでも自分のことは自分でできるよう育てていきたいです。
佐藤ママがすごいのは分かっているけど、同じようにやっても東大に受かるわけじゃない。
子育てについて自分の軸があり、それを守るのが大事なのかなぁと。
自分の読書を家事より優先させる
これは意識したいことです。
毎日子育てと家事と仕事で忙しいと、自分のことは後回しになっちゃう。
けど、自分を豊かにしてくれる読書を、家事よりも優先していいんだ。
本を読むのが好きなので、この言葉は嬉しいです。
読むのも実用書ではなく、小説やエッセイ、歴史本など好きなものを読んでいたそうです。そこから得られるものはとても多い。
私もこの前、久しぶりに小説を読みました。
それで得られるものがあったのかどうか、分かりませんが。
ボロボロ泣いたし、久々に夢中になって読みました^^
朝はニコニコ、絶対に怒らない
何時間も外で過ごす家族が少しでもいい時間を過ごせるように、朝は絶対に怒らないようにしているそうです。
これは反省したこと。
今までも、朝怒ってしまって、子どもにちゃんと行ってらっしゃいと言えないことがありました。
帰ってくるときには忘れてるんだけど、子どもも私も嫌な気分で1日をスタートさせなきゃいけない。
朝は絶対に怒らない。
そう決めることで我慢強さもアップするので、感情的に怒らないようになるそうです。
よその子と比べない
子供の能力も得意不得意もそれぞれ違うのだから、設定したゴールまでわが道を邁進すればいいだけだと考えることが大事。
くもんに通っていたり、他の方のブログを読むと、すごい子がいるのを目にします。
きっと公文の問題なんてサラサラ進んでいけるんだろうな。
算数の問題を喜んで解くとか、算数オリンピックに出場とか。
それに比べて、うちの娘は進度が早いとは言えない。
算数の応用問題なんて意味が分からない。
地頭が良いわけではない、とちょっと悲しい気分になります。
でも、ゴールを設定して、それに到達するかどうかが大事なのであって、そこに至るまでのスピードは気にすることないんだと。
目標を達成できるならそれで十分。
お友達と比べることってあまりしていないつもりでしたが、見たことのないすごい子(公文で表彰されているような子)と比べてしまっていることに気づいて反省しました。
我が家の公文の目標は、小学校の単元を完了すること。
他の子と比べずに、目標に向かって淡々とやっていこう。
中学受験の場合、自分が行きたいところより出来る限り上を狙う
実力さえ徹底的につければどこにでも受かる。
変に制限をつけずにいけるところまで行ってみよう。
いけるところまでいってみよう、と私も思いました。
今は子どもが楽しく勉強できるように。
高学年になってもしあの中学に行きたいと言われたときに、諦めずに狙えるレベルにいられるように。
実力をつけるというのがものすごく大変なのですが。
今は基礎力と先取りを淡々と進めていきます。
集中力がない子には15分単位で科目を変える
集中力は訓練で鍛えることができます。
集中力が切れることに別のことを始めて、集中しなおす訓練をする。しばらく続けると15分以上集中できるようになる。
娘も集中力がありません。
飽きっぽいし、公文の宿題の20分ですら途中で弟に話しかけたり、ぼーっとしていたりと30分以上かかることもしょっちゅう。
公文はどうしようもないから、私がなるべく横について、他のことをし始めたときに直す。
家庭学習については1回1枚と分量を少なくして、1日に少しずつやることにします。
公文の市販ワークは1回5分10分で終わるので、飽きっぽい娘にはちょうどいいみたいです。
出口式の国語問題集
大学受験のおすすめ参考書に、出口の現代文が書いてありました。
出口式、聞いたことあるぞ…
中学受験のブログではたびたび目にします。
公文の文章読解は簡単すぎたので、トップレベルを買ったのですが今度は難しすぎた(^_^;)
ちょうどいい問題集を探すのって難しいですよね。
大学受験でも使える出口式。
小学生向けの問題集があるので、公文が終わったらこちらを買おうと思います。
初めての論理国語は小1~小6レベルまであります。
幼児向けにも「ろんり」、「絵でおぼえるかんじ」などがあり、面白そう。
年長になった息子にもやらせてみようかな。
まとめ
佐藤ママの「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方を読んだ感想をまとめました。
幼少期から大学受験に向けてまで、いつ読んでもいい内容でした。
また子供たちが高校生になったぐらいのころに読み直したい。
中学受験するのか、しないのか、まだ分かりませんが子供を応援したいと思います。
よかったら読んでみてくださいね^^
コメント
何度読んでも良い本ですよね^^
受験しない人にもオススメしたい内容だと思います
anna3504さま
コメントありがとうございます!
たしかにそうですよね。もっと早くに読めば良かったな~と思います^^