中学受験 女の子を伸ばす親の習慣 要約と感想

読書
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中学受験は女子と男子で進め方を変えたほうがいい、とよく聞きます。

特に女の子は母親の影響を強く受けそうですよね。

 

なるべく良い影響を与えたいから、この本を読みました。

中学受験 女の子を伸ばす親の習慣

著者は安波京子さん。

 

自分用の要約感想です。

中学受験 女の子を伸ばす親の習慣 要約

目次はこちら。

  1. 中学受験はこんなに複雑
  2. 女の子が心の中で考えていること
  3. 女の子を伸ばす勉強法
  4. 女の子の学校選び
  5. 女の子の親の関わり方

 

合格はゴールではない

なぜ中学受験をするのか、夫婦で話し合って価値観を一致させることが大事。

とりあえず塾へは危険。

 

本質的な目的があれば、志望校に合格しなくてもその経験が幸せの1ピースとなる。

 

難関中合格にはアスリート型

中学受験に向かうスタンスには3つある。

アスリート型、スタンダード型、我が家型。

 

アスリート型は東大4人合格の佐藤ママのお子さんが代表例。

第一志望合格に向かって一切の妥協を許さず、目標達成に向かってひたすら努力するタイプ。

 

大手塾が求めるのはアスリート型だが、耐えられる子どもは一握り。

 

スタンダード型は、将来のために勉強をしっかりやりたい。

やるからには上を目指したいけど、子どもが潰れたり家族関係が悪くなるまではやりたくないというタイプ。

 

我が家型は中学受験ファーストではない家庭で、スポーツや習い事など他に力を注いでいるものがあるタイプ。

 

タイプを見極めて塾を決めることが大事。

難関中を目指すなら大手塾の上位クラスへ。

 

中学受験に必要な要素

学力、体力、成熟度、努力、モチベーション、心の安定、メンタル、発揮度。

学力はもちろんだけどモチベーションや努力し続けること、心の安定などメンタル面もかなり重要。

 

女の子はただ共感を求めている

女の子は学校生活でかなり消耗してしまうこともある。

「そんなことより勉強しなさい!」と言うのは厳禁。

 

女の子の場合は、頭を占めている悩みを一度取り除いてあげる。

そのために必要なのが話を聞くこと。

女の子のモヤモヤは話を聞いてあげ、共感し、一緒に解決策を考えることでおさまる。

 

女の子は過去を引きずりがち

人の行動や言葉の意味を敏感に感じ取りやすい女の子は、自分がしてもらったことや言われたことをずっと覚えている。

同じ言葉を投げ掛けられても男の子はすぐに忘れてしまうけど女の子はそれが出来ない。

 

「かわいい」は女の子を前向きにさせる

自分がかわいいと思われたい小学校高学年の女子にとって1番のほめ言葉は「かわいい!」

外見は勉強より重要。

具体的に褒める。

 

長時間座っていることに安心してはいけない

勉強とは頭を使うことだけど、机に座っていることを勉強だと勘違いしている子がいる。

解き方を説明させたり、勉強する場所を変えたり、一緒に勉強する人を変えるのも効果的。

 

算数に時間をかけすぎない

中学受験は算数が鍵を握ると言われている。

特殊算があり算数とも数学とも違うこと、配点が大きく得点差が大きくなることが理由。

 

だけど、算数ばかりに時間をとられて得意科目の点数が下がってしまったり、自信を失ってしまったら元も子もない。

算数が苦手なら大きく足を引っ張らないぐらいに仕上げる。

 

算数の能力に男女差はない

男の子は立体図形が得意というのは、幼少期の親の働きかけの結果。

女の子がお絵かきや人形遊びをしているときに、男の子はレゴやブロック、ボール投げをして空間認知能力が鍛えられたから。

女の子でも外で体を動かしたり、組み立て式おもちゃで遊んでいた子は立体図形が得意。

 

すでに苦手意識を持ってしまっていたら、この問題なら解けるかも、と本人が思っている単元から始める。

女の子はリスクを嫌うので、安心して解ける単元の難度を少しずつ上げていき、その能力を伸ばしてあげる。

 

予習と復習、どちらが大切?

塾によって予習主義のところと復習主義のところがある。

塾の授業についていけないなら予習、ついていけるなら復習がいい。

復習するときは類題も解く。

 

女の子は5年生の夏で変わる

4年生の間は本当に勉強が出来ないのか、幼いから理解できないのかの判断が難しい。

5年生の夏ごろから判断がつくようになる。

成熟度が上がると文章題の意味を読み取れたり、抽象概念を理解できたりする。

 

女の子は成績ダウンを引きずりがち

女の子は自信をつけるのに時間がかかり、失うのは一瞬。

女の子には大きな勝負をさせないようにして、確実なところを丁寧に固め、小さなことをコツコツとほめ続ける。

 

中学受験 女の子を伸ばす親の習慣 感想

娘が悩んでいるとき、そんなことどうでもいいじゃん!と言いたくなる。

でもそれはダメなんだと。

否定せずに話を聞いてあげるというのを意識したいです。

 

また、女の子へのほめ言葉はかわいい!が良いというのも目から鱗でした。

かわいい…最近言ってない気がするなぁ。

これも今すぐできることなのでやってみます。

 

その他、女子校と共学はどちらがいいのか、共学のスクールカーストについて、宗教校についてなども全然知らなかったので勉強になりました。

 

私自身は高校から女子高だったので、女子校の良さは知っています。

共学より集中できるというのは事実だと思う。

いじめもなかったし。

 

娘にはどちらを選んでもいいと思っていますが、公立中が第一志望なので共学かな。

 

▼中学受験のブログがたくさんで参考になります。

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まとめ

中学受験に向けて、女の子の親が気を付けたいことを知ることができました。

 

今でも思い通りに勉強させることは出来ないのに、これが思春期の反抗期になったらと思うと恐ろしいのですが…

そのときに役立つといいな。

 

男の子版も長男のために読みました。

感想はこちら↓

中学受験 男の子を伸ばす親の習慣 を読んだ感想

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