最近の子供向け通信教育はタブレット学習が主流ですよね。
我が家でも長女が小学1年生〜3年生の中頃まで、進研ゼミのチャレンジタッチを受講していましたが、やめました。
その後は市販の問題集や紙の進研ゼミ、Z会などを受講して、家庭学習を続けました。
進研ゼミは紙とタブレット学習が選べるので、どちらが良いか悩む方も多いかもしれません。
参考になればと思い、やめた理由やその後の家庭学習についてまとめました。
他のタブレット学習にも共通すると思うので、入会を悩んでいる方は是非読んでみてくださいね。
タブレット学習をやめた理由
我が家がタブレット学習をやめた1番の理由は、「目が悪くなった」からです。
その他にもいくつか理由があるので、先にまとめます。
考えずに回答してしまう
タブレットの反応が悪くてイライラする
勉強なのに使い過ぎが気になる
解き直しもあるけど覚えて回答できてしまう
目が悪くなった
これは本当にショックでした・・
1.0以上あった娘の視力が、いつの間にか0.1が見えないぐらいまで落ちていました。
視力は、遺伝もあるかもしれないし、コロナで家に引きこもりがちだったのもあるかもしれないし、実際はタブレットだけが原因だと言えないですが。
それでも、タブレットを使わなければもう少し視力をキープできたかもしれないと思うと、後悔の嵐でした。
ちょうどコロナ中だったので、タブレットで勉強するだけでなく、電子書籍を読んだりしていました。
一応タブレットを使う時間制限もしていたけれど、やることがないのも可哀想でちょっと時間制限が甘くなりがちで、それも反省しています・・
考えずに回答してしまう
大人でも、本より電子書籍やWEBサイトを読む方が早いと言われますよね。
画面の文字はちゃんと全部読むことはなく、流し読みしているだけだから。
タブレット学習も同じで、よく考えなくても選択問題ならチェックすれば正誤が出て、間違えたら別のを選べばいいだけ。
我が家では中学受験を考えていたため、基礎問題より手を動かして線分図を書いたり、じっくり考えて勉強してほしかった。
その目的には合わないなと思いました。
タブレットの反応が悪くてイライラする
これはタブレットのモノによるのだと思いますが・・
ちゃんと書いているはずなのにミスだと判断されたり、その逆もあったり。
そもそも滑りやすい画面にタッチペンで書くのも、小さい頃は難しいですよね。
合っているはずなのに間違いになってしまうと、子供のやる気も削がれてしまいます。
勉強なのに使い過ぎが気になる
親としては、それなりに勉強してほしい。
でもタブレットは視力の問題もあるし、使い過ぎないようにチェックしなくてはならない。
「今日はどのぐらいやったの?タブレットは合計1時間までだよ?」
と言いながら、もやもやしていました。
本人は勉強したい(先に進みたい)のに、親の私がそれを制限しなきゃいけないなんて・・
本人が勉強したいなら好きなだけやらせてあげたいですよね。
解き直しもあるけど覚えて回答できてしまう
タブレットのメリットは、自動で丸つけしてくれることと、解き直しのシステムがあるところだと思います。
間違えたところの解き直しこそが学力をアップさせるために大切なこと。
でも子供は解き直しを嫌がる子が多いですよね。解き直しができる子は本当に優秀だと思う。
それがいいなと思ってタブレットを選びましたが、「回答を覚えてしまうから意味がない」と子供本人が言っていました(^_^;)
紙だったら問題集やノートをパラパラ見れば、間違えたところが分かります。
でもタブレットだと、解き直しを終わった後はどんな問題を間違えたのか、分からない。
何度も見直すことがないので、その場しのぎで回答して、身についてないんじゃないかと思うことがありました。
タブレット学習をやめた後の家庭学習
進研ゼミのタブレット学習をやめた後は、進研ゼミの中学受験講座(紙)とZ会の小学生講座(紙)と、市販の問題集を併用して家庭学習を進めました。
それぞれメリットデメリットがあるので、簡単に紹介します。
市販の問題集のメリットデメリット
市販の問題集は難易度が高い難しいものから、基礎の簡単なものまで種類が豊富で、そして何より値段が安いのがメリットです。
何冊か買ったとしても通信教育2,3ヶ月分で揃います。
難易度も自分にあったものを選べていいなと思ったのですが・・・
子どものモチベーションを保つのが難しいです。
独学で勉強できるのは本当に一握りの子だけだと思う。
市販の問題集だと変化がないので、飽きてしまうのですよね(ウチだけ??)
ご褒美作戦とか色々やったけれど、1冊やり終えることができたものは少なかったです・・
でも算数なら、苦手単元だけの薄いものもあるので、そういうのはなんとかやり切りました。
薄い方が1冊終わった!という達成感を感じやすくておすすめです。
通信教育(紙)のメリットデメリット
通信教育も同じように飽きてしまいがちですが、毎月新しいものが送られてくるので、そこで気持ちを入れ替えて頑張ることができていました。
市販教材よりは高めですが、継続的に勉強するなら通信教育の方が娘のやる気は続きました。
勉強は毎日少しずつ継続して、習慣にしてしまうのが一番だと思うので、本人が続けられる仕組みがいいですよね。
ただ、難易度が選べないのがデメリット。
通信教育は基礎的な問題が多めです。
進研ゼミもZ会もハイレベルが選べましたが、そこまで難しくはなく、問題数も多くないため、本当にトップレベルを目指すにはこれだけでは足りないです。
Z会の口コミ
Z会は進研ゼミより難易度高めだということで選びました。
良い問題だなーと思うものも多いのですが、問題数は少ないです。
できればコピーなどして2回解くことができれば、力が付くと思う。
我が家ではそんなことしてくれませんでしたが・・
余計な付録もないし、1教科ずつ選べるので、力を入れたい教科はZ会、他は市販教材で、などの使い方もできます。
価格はちょっと高め。でも塾に行くのに比べたら激安です^^
進研ゼミの口コミ
進研ゼミは普通の小学生講座や、思考力特化コースや、中学受験講座など受講していました。
進研ゼミは絵や図が豊富で分かりやすい!
小学生講座はやっぱり簡単だけど、勉強嫌いの子に学習習慣を付けたいなら進研ゼミが1番だと思います。
勉強嫌いの息子が唯一やりたいと言っていて。
面白そうな付録も時々あるし、ポイントをためてもらえるご褒美を目標に頑張れました。
進研ゼミは簡単、というイメージがあったけれど、コースもハイレベルが選べたり、中学受験講座・公立中高一貫校向け対策講座など種類がたくさんあって、難易度も選べるのが良かったですね。
中学生は進研ゼミのみ
現在、娘は中学1年生で、紙の進研ゼミ中学講座を受講中です。
残念なことにZ会は中学講座になるとタブレットのみになってしまいました。
他の通信教育もタブレットが基本で、紙で学習できるのは進研ゼミぐらい。
進研ゼミ中学講座もスタンダードとハイレベルが選べます。
進研ゼミは学校の教科書準拠なので、定期テスト対策にそのままなっていて、テストでは100点が取れた教科もありました。
中学2年、3年になったら塾も検討しますが、今は本人がやりたいと言っている進研ゼミで頑張ってほしいです。
タブレット学習をやめた理由まとめ
タブレット学習をやめた理由で大きなものは、
・視力が悪くなった
・考える力がつかない
・タブレットの反応が悪い
でした。
視力は一度悪くなってしまうと元には戻せないので、もしタブレットを使うなら家でも目の見え方をチェックしてあげてくださいね。
紙の通信教育は丸つけをしたり、教材が増えてしまったりというデメリットもありますが、しっかり考える力をつけるならタブレット学習より向いていると思います。
進研ゼミとZ会の公式サイトに、紙とタブレットの比較があるので、見てみてください。
コメント